“Football Is Culture Magazine”の略である「FBI©MAG(エフビーアイシーマグ)」が、アメ横の新スポット「Coffee by Jalana」にて、媒体初となるポップアップストアをオープン。
「FBI©MAG」は、「FOOTBALL IS CULTURE」をキーワードにした、”フットボールカルチャーメディア”。フリーペーパーやウェブマガジンを通して”フットボール”という文化そのものを、もっと多くの人が楽しめるようなコンテンツを配信している。特にファッションを表現の基軸として、オリジナルのスタイルで発信をする他、オリジナルグッズの制作や、ビンテージフットボールジャージーのリメイク、オンライン販売等も行っている。
1枚のフットボールジャージーを、オリジナルデザインのアイテムにアップサイクルする試み。着るだけでは限界があるけれど、これなら女の子でも持ちやすい。
インスタグラム（@fbicmag）より引用
今回のポップアップストアでは、茨城県守谷市にお店を構える古着屋「Good Valley Market （@goodvalleymarket ）」と、Football Vintage & Used Clothingを中心に展開するECストア「Youth Games Store （@youthgames_prod）」が共同でセレクトしたヴィンテージユニフォームを販売。
また、記念すべき第１回目の企画として、FOOTBALLをキーワードとした”FOOTY SNAP”の撮影を実施。撮影された写真は、FBI©MAGのWEBサイト内に新設予定の「FBI©SNAP」内にて随時アップ予定だ。
「Good Valley Market」と「Youth Games Store」が共同でセレクトしたヴィンテージユニフォーム
当時国内で流通しなかったアイテムや、年代物、希少なアイテムが揃っている。いずれもフットボールを愛してやまない、バイヤーたちのこだわりが詰まったセレクト。
”FOOTY SNAP”
FOOTBALLをキーワードとして、店舗前で実施された”FOOTY SNAP”の撮影。アカデミックな観光地や歴史的名所が多く、芸術や文化の発展をリードしてきた上野のストリートで、ファッションを楽しむ人たち全てをプレーヤーに見立てる企画だ。撮影された写真は、新設予定のコンテンツ「FBI©SNAP」内にて随時アップ予定。
「日本ではまだスポーツとしての認識が根強いサッカー。プレイヤーだけでなく、オフザピッチでの新たなフットボールの可能性を提案したい」そう語るのは、同メディアプロデューサーの太郎館さん。
プロデューサーインタビュー
編集長兼プロデューサーの太郎館さん
アパレルブランドでの販売経験を経て、PR会社へ転職。在職中はサーフブランドや、シューズブランド、サッカーに関わるブランドのアタッシュドプレスを担い、その後フリーランスへ転向。現在は、当時から関わりのあったブランドを中心にディレクション、プロデュース、コーディネート、撮影周りの仕事を請け負いつつ、FBI©MAGの編集長兼プロデューサーとして活動している。
―「FBI©MAG」を作ったきっかけ
3年ほど前、フリーペーパーを出したのが始まりです。当時ファッションやPR関係の仕事をしていたのと、趣味のサッカーを組み合わせ、”ファッション×フットボール”という軸で制作しました。海外では街中で自然にユニフォームを着ている人を見かけるし、サッカーが、”スポーツ”という枠を超えて”カルチャー”として根付いています。でも当時日本では、今ほど街中でユニフォームを着ている人もいなった。だからもっと多くの人に、サッカーをカルチャーとして楽しんでもらいたいという思いがありました。
―フリーペーパー
スポーツブランドやちょっとマイナーなフットサルブランドなど、サッカーに関係するブランドだけを出しています。これを少しファッションっぽく撮るというところで、プロデュース、ディレクション、ライティングは全て一人で行っています。テーマカラーである黄色×黒は、アメリカのFBIと響きが近いので、そのイメージから採用しました。フリーペーパーは2号発行しましたが、自分としては今っぽく、よりたくさんの人に発信したいという思いがあったので、ウェブサイトで全ページ公開しています。
―今力を入れていること
今はメディアのプロモーションと並行して、ずっとやりたかったスナップのコンテンツを準備しています。ファッションスナップをメインとしたコンテンツは多く存在しますが、それのフットボール版をやりたいなと。
昔は雑誌の後ろのページに、「来月～のショップでスナップ撮影します」というようなお知らせが入っていたんですよね。それを今やるのは一周回って新しいと思っていて。今回のポップアップで企画したスナップ撮影は、そういった背景もあっての試みでした。
少し前だと、女子のプロサッカー選手たちなどをモデルにして撮影をしました。彼女たちは今の世代の方なので発信力も高く、自分でブランドをやったり、インフルエンサーとして活躍する方もいます。フットボーラーだけど、それ以外のことにもフォーカスして頑張っている人たちが居て、自分のメディアはその受け皿になれればいいなと思ってるんです。やっぱりサッカーが盛り上がらないと、カルチャー全体が盛り上がらない。横並びで全然よくて、みんなで盛り上げていこう、というのが自分の考えです。
難しい文脈は必要なく、見た人が、なんかユニフォームってかっこいいかも！とか、ファッションとしてぱっと見てかっこいいよね、そう思ってくれればそれでいい。フットボールをキーワードにしながら、いろんなカルチャーを巻き込んでいけたらいいなと思っています。
公式インスタアカウント
@fbicmag（FBI©MAG）
@coffee_by_jalana（Coffee by Jalana）
