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Jun 12, 2022
COLUMN
アメ横連合会 広報担当の千葉さんが語る「かつてのアメ横の喧騒を取り戻すために」
コロナ下でアメ横の人出は減少している。したがってもう一度、以前のような喧騒を取り戻していかなければならない。そのためには、広報・イベント活動が復活への一端を担ってくる。そこで今回は、アメ横連合会の広報担当である千葉さんに今までの活動とこれからの展望について聞いてみた。 千葉 速人(アメ横連合会 広報) 脱サラをして、平成4年にアルバカーキをオープン。元アメ横連合会会長の指示で、10年以上前に広報を担当し始める。 今までどのような活動を実施してきましたか? これまでに数多くのイベントをアメ横で開催してきた。最近2年間は、コロナ下でイベントが出来ない状況が続いているが、コロナ以前は春に「うえの桜まつり」、夏は、「24時間テレビチャリティー」秋は「ハロウィン」などといったように季節毎に年に2.3回イベントを行っていた。日テレの24時間テレビチャリティーでは、7年間アメ横で募金を集め、寄付したことから感謝状をもらったこともある。その他の活動としては、アメ横センタービルの5階でダンプ松本選手を呼んでのプロレス、ものまね芸人や歌手を呼んでの路上
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May 29, 2022
PEOPLE
【店長インタビュー Vo.2】徳原 庸守[美都商事]
普段からアメ横を注意深く見ている店長さんにアメ横について聞く「店長インタビュー in AMEYOKO」。第2弾は、ZIPPO・喫煙具・筆記具を専門的に取り扱う1964年創業のアメ横老舗店舗「美都商事」の店長徳原さん! 徳原 庸守(株式会社 美都商事 代表取締役) 高校生の時から父親のお手伝いをしていた。2000年から美都商事に就職。その後、父親のあとを継ぎ代表取締役に就任。アメ横歴約30年。趣味は、渓流釣り。 「アメ横は、良いものが安く手に入る。アメ横はかっこつけていない商店街。誰でも気軽に来ることが出来る。」 数十年を経て変化したアメ横 昔と比べて今のアメ横は、業種が大きく変わった感じがする。以前は魚屋、輸入物・化粧品・革製品を取り扱うお店が多かった。同業である輸入雑貨の店舗は昔も多かったが、現在では大分減ってしまった。近年では海外のお客さんが増えていることもありグローバルな飲食店が増えてきていると感じる。外観でいうと昔も通りの屋台はあったが、現在のように屋台で買ったものをその場で飲食する風習はなかった。現在の食事スペースに
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May 21, 2022
EVENT
【FELYS×Coffee by Jalana】vintage DENIM Market
昨年9月にアメ横にオープンしたコーヒーショップ「Coffee by Jalana」にて2度目のコラボレーション企画である「FELYS vintage DENIM Market」が開催中。70~90年代のUSデニムのジャケットやパンツを100点以上取り揃えたスペシャルなPOPUPイベント。 ”FELYS”は期間限定のポップアップショップのみで展開するヴィンテージショップ 関東を中心に様々な場所で期間限定オープンするヴィンテージショップ”FELYS(フェリス)”。1970~80年代アイテムをメインに、場所や時期によってアイテムを厳選して展開している。開催時期は不定期で、場所もバラバラ。1点物との思わぬ出会いがあるかも。 FELYS公式インスタグラム(@felys.sn)から引用 希少価値の高いおすすめアイテムを一部ご紹介! 「Leeの70sデニムジャケット」 近年希少価値が高まっているUSデニム。アメリカ製のデニムは年々少なくなっており、年代が古くなるほど数が少なくなるため、人気が高まっているのだとか。Leeのデニムジャケットは、クラ
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May 14, 2022
SHOP
フリークマーケット アメ横プラザ店「和柄専門店のパイオニア」
人々の目を釘付けにする和柄アイテム「フリークマーケット」 和柄のスカジャンをはじめジーパン、Tシャツなどを取り扱う和柄専門店。約20ブランド・数千点のアイテムの取り扱いがあり、日本有数の潤沢な品揃えを誇る。ダウンタウンの松本人志など芸能人が着用していたアイテムも置いている。売れ筋商品の一つであるFIT‘S別注商品は、上野動物園のパンダの生誕・来日を記念して作られた「パンダシリーズ」など、どれも入荷後即完売になる人気ぶり。また、数多くのドラマ・映画・アーティストへの衣装提供も行っている。 FIT'Sの歴史~和柄アイテムの始まり~ 約40年前にアメ横で創業。本店をオープンしてからすぐ2号店をスタート。創業当時はアメカジショップであったが、ある日展示会に行ったとき取引のあったメーカーに「今度、和柄のアイテムを作る」ということを聞きつけ、当時のバイヤーが試しに買い付けた。その結果、お客さんの反響が絶大だった為、一店舗を和柄専門店にしたのが始まり。昔のスカジャンは、柄も少なくビンテージのようなものが多かった。そんな中、日本で初めて和柄のスカジャンを販売し、流行らせた和
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May 12, 2022
PEOPLE
【店長インタビュー Vo.1】今野 大 [フリークマーケット]
普段からアメ横を注意深く見ている店長さんにアメ横について聞く「店長インタビュー in AMEYOKO」。第1弾は、アメ横で2店舗展開する和柄専門店「フリークマーケット」の店長今野さん! 今野 大(FIT'S取締役) 高校生のころから上野に買い物に来ていた。大学卒業後、アルバイトとしてFIT’Sに入社。その後、店長になる。アメ横歴約30年。趣味は、銭湯巡り。 「上野とアメ横では、何か違うような気がする。アメ横には人を惹きつけるなにかがある。」 コロナの影響を受けたアメ横 コロナ下でインバウンドのお客さんが渡航できないこともあり、お客さんが目に見えて減った。このままだと忘れ去られてしまうのではないかと心配するくらいに。コロナ真っ只中に比べたらインバウンドのお客さんも少しずつ増えてきて、以前の賑わいを取り戻しつつあるが、年齢層の高いお客さんの中にはコロナを警戒してまだ戻って来ていない方も多いと感じている。 「アメ横にないものはない。」 「アメ横にないものはない。」物量、商品の種類が多いのがアメ横の魅力。最
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Apr 28, 2022
OTHER
UENO LEISURE CLUB Vol.2
上野アメ横界隈の飲食店をフィーチャーし、各店の個性を独特の世界観でアパレルに落とし込む新鋭ブランド「UENO LEISURE CLUB」。全ての商品の購入金額の一部がそのフューチャー元のお店に入る仕組みとなっている。今回は、「UENO LEISURE CLUB」のアイテムを一挙にご紹介。【2022.4月】 Coffee by Jalana 2021年9月にアメ横の一角にオープン。1950年代のアメリカンダイナーをコンセプトに掲げたドアのないスタンド式のコーヒーショップ。コーヒーショップでありながら併設している「Jalana」でインポートファッションも楽しむことが出来る。3種類の最高級豆をバランスよく配合したJalanaオリジナルブレンド「AMEYOKO REGULAR COFFEE」を最新機器で抽出したコーヒーは格別。また、世界各国のクラフトビールをはじめアルコールの提供もしている。 半袖Tシャツ、長袖Tシャツ、スウェットの3アイテムを展開。 シルクスクリーン2版でプリントされたこだわりのある一枚。フロント、バッ
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Apr 28, 2022
OTHER
UENO LEISURE CLUB
上野アメ横界隈の飲食店をフィーチャーし、各店の個性を独特の世界観でアパレルに落とし込む新鋭ブランド「UENO LEISURE CLUB」。全ての商品の購入金額の一部がそのフューチャー元のお店に入る仕組みとなっている。今回は、「UENO LEISURE CLUB」のアイテムを一挙にご紹介。【2022.4月】 クシヤキ酒場 ヤリキ 常にお客さんが入り乱れる上野アメ横の人気居酒屋。アメ横内に2店舗展開している。THE赤提灯のお店で、非常にリーズナブルな価格帯でメニューを提供している。元気あふれるのスタッフの接客が雰囲気を上げ、気持ちよく飲むことが出来るお店である。メインの串焼きだけでなく、金宮焼酎をサイダーで割る「チューダー」や人気メニューの「炙りタン刺し」などサイドメニューの豊富さも特徴である。 炎の中で串を持つ豚のバックプリントが印象的なデザインで、フロントには、お店のネームとULCのロゴがプリントされている。ボディには、程よい厚さのギルダン6オンスウルトラコットンを使用しており、着心地抜群! S~XXLのサイズ展開で販
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Apr 16, 2022
EVENT
【matthew mallow×Coffee by Jalana】ANIMAL EXPRESS Vol.2
昨年9月にアメ横にオープンしたコーヒーショップ「Coffee by Jalana」にてイラストレーター「matthew mallow」の2回目となる個展が4/9~4/24日までの期間限定で開催されている。今回の個展のために描き下ろした「matthew mallow」の作品やオリジナルグッズ、JalanaとのコラボTシャツの販売が行われている。 ANIMAL EXPRESS 動物たちの日常を描いた今回の展示会「アニマルエクスプレス」では、動物でも人間と同じような行動をするのではないかというイメージを自身の実体験と交えて作られた作品が展示されている。また、今回は「matthew mallow」の第2回目の個展。第1回は、渋谷で行われた。その際のメインビジュアルは、グリーンカードをアレンジして作られたものであったが今回はグレードアップという意を込めてゴールドカードをモチーフにしている。 作品を一挙にご紹介 「neither red nor green(赤でも緑でもない)」 人間は、性格、血液型、芸能人の誰かに似ているなどで枠に当てはめようとす
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Jan 09, 2022
COLUMN
アメ横連合会 会長 星野勲さんが見据えるアメ横
アメ横連合会 会長 星野さん 幼少期からこの街で過ごし自身も40年以上店舗を営む生粋のアメ横人。長年商店街を見続けてた独自の視点から今後の発展に向け日々邁進している。 アメ横のルーツと「今」 都内でも有数の繁華街の一つとして知られるアメ横商店街。 居酒屋、乾物専門店、雑貨屋、輸入洋服店など数多くの店舗が密集した商業エリアは他とは違った独自の魅力がある。 街の歴史は古く遡るとルーツは戦後の闇市にあるという。様々な人々が集まり各々売りたいものを売る。現在の商店街の基盤が闇市から拡散されたりと言えるのではないだろうか。 その流れを汲み近藤産業マーケット(現アメ横センタービル)が設立された。 当時無法地帯だった状況を区画統制したのが現在のアメ横商店街に繋がっている。また時代的に甘味に対する需要が豊富で飴屋が立ち並んでいたという。全盛期には100軒を超える店が連なっていたことも。そういった特徴からアメヤ横丁となり、アメ横と親しまれるように馴染んできた。今の街の雰囲気、お店、人をとってみても根源にあるモノはしっかりと根付き引き継が
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Jan 06, 2022
SHOP
WORKS「日本随一の商品ラインナップ」
日本随一の品揃えを誇る「WORKS」 「WORKS」では、メンズの鞄・財布を中心に取り扱っている。 一番の特徴は、やはり潤沢な品揃えである。タウンユースからビジネスまで幅広く商品を展開している。取り扱いブランドは7つ、その中にはフルアイテムを揃えているブランドもあり、商品数は優に1000を超える。また、ほとんどの商品がアメ横では取り扱いがなく、「WORKS」でしか購入することが出来ないものばかりである。また、他店舗とは違い、帆布系の商品は海外生産のものをあまり置いていない。日本革のメーカーのブランドにもこだわりを持ち鞄・財布は、日本の革で作られたものが大半を占める。 仕入れ 日本随一の品揃えを実現している「WORKS」の商品は、どのように仕入れられているか気になる人も多いだろう。 年に3回、展示会に足を運ぶ。そこで創業して40年間で磨き上げたセンスで商品を見定める。仕入れの際は実際に見て使いやすさ、耐久性、デザインを重視して仕入れているという。また、展示会には息子さんを必ず同行させる。その理由は、一つ前の世代と現代の若い世代ではもちろん感覚・好み
アメ横へ行くには
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JR
JR上野駅「中央改札出口」:徒歩1分
JR御徒町駅「北口出口」:徒歩1分
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東京メトロ
東京メトロ 日比谷線/銀座線 上野駅「5B出口」:徒歩2分
東京メトロ 日比谷線 仲御徒町駅「A2/A5/A7出口」:徒歩2分
東京メトロ 銀座線 上野広小路駅「A2/A5/A7出口」:徒歩2分
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都営地下鉄大江戸線
都営地下鉄大江戸線 上野御徒町駅「A7出口」:徒歩2分