レザーなら「ALBUQUERQUE(アルバカーキ)」
平成4年4月の開業から約30年続いているアメ横屈指のレザーの老舗。
主にレザーアイテムとアメリカから直接買い付けたインディアンジュエリーを取り扱っている。商品ラインナップはレザーアイテム8割、インディアンジュエリー2割。財布・ベルト・バックル・カードケースなどの他にバッグやベストなどの取り扱いもあり、商品カテゴリーも豊富である。
アルバカーキの歴史
もともと馬や馬革が好きだった代表の千葉さん。たまたまアメ横のテナントが空いたことを知り合いから聞き、「ALBUQUERQUE(アルバカーキ)」を開業。当時革への愛情はあったが知識はほとんど皆無の状態で、初めはベルトの取り扱いのみ。そこからどんどん革の魅力に引き込まれ、様々な商品を取り扱うようになり、現在の「ALBUQUERQUE(アルバカーキ)」になっていった。
オーダー
「アルバカーキ」の強みは、革のオーダー。
専属の革職人が10名ほど在籍しており、フルオーダーをはじめとした様々なオーダーに対応している。「お客様からのオーダーは、断ったことがない」と言い切ることからも、絶対的な自信が伺える。そのため、他のお店で断られたお客さんが来店することも多いようだ。アルバカーキは牛革・爬虫類・クロコダイルなど多様な革を取り扱っており、オーダーで好きな革を選ぶことが可能。しかし、レザーカービングを希望する場合は、厚めの牛革(レザーカービング用)でしか掘ることができないので注意が必要だ。店頭にはレザーカービングを施したレザーの花瓶やブーツなど非常にアーティスティックなアイテムも揃っている。
革のスペシャリスト千葉さんが語る革とは、、、
「革は、壊れることが少ない」
アルバカーキのレザー商品は10年以上使える。安いものを頻繁に買い替えるよりも、長持ちするレザー商品の方が絶対に良いことは自明だろう。また革の性質上、長く使えば使うほど色が濃くなり味が出て、世界にたった一つの自分だけのレザー商品に仕上がる。アルバカーキはアフターフォローも非常に充実しているため、より長く一つの商品に愛着を持って使い続ける事ができる。
「革は、奥が深い」
同じ牛革でも国・なめし方・部位などによっても全く違う物になる。細かく分ければ、牛革でも何十種類もある。アルバカーキの商品には、様々な革が使われている。例えば、同じベルトでもすべて革が違うそうだ。ちなみにベルトと合わせて購入したいバックルはナバホ族・ズミ族・ホピ族など、製品を作る種族によってディティールが全く異なる。店を開業して30年経った今でも、アルバカーキの革への探求心は尽きることが無い。
実演販売
GWと12月初めの年二回、職人を呼んで、実演販売を行っている。
GWは、北海道の職人が来て、動物や好きなイラストを掘るフィギュアカービングを実演販売する。
12月は、群馬の職人が、花柄主体、カリフォルニアスタイルのレザーカービングを行う。実演販売を楽しみにしているお客さんも多く、遠方から訪れる人もいる。実演販売の時に写真をもってきて、作りたいイメージを伝えれば、相談に乗ってくれるそうだ。
あなたが、作りたいもの・欲しいものを革で表現してみてはいかがでしょうか?
おすすめ商品
携帯ケース
TFL(タカファインレザー)を使用。職人が、全てデザインして、手作りしている。花柄ベースで、アレンジを加えていく。腰に携帯電話を当てる人には、非常に便利。
ベルト
UKサドルレザー(牛の背骨の革で、厚さが5~6mm)を使用。一生もので、壊れることが非常に少ない。アルバカーキのオリジナル商品。徐々にその人に合うように革が柔らかくなっていくので、自分に一番フィットするベルトになる。カラーバリエーションも豊富。
ミドルウォレット
厚い牛革を使用。(レザーカービング可能)
ホック、チャックがない。使えば使うほど、色が濃くなる。その人の油、体温によって、色も変化するので、その人の色になっていく。(左が、新品の状態。右が、数年使用した状態。)初めは、完全には閉じないが、徐々にその人用に柔らかくなり、閉じるようになっていく。使いながら、自分の色、自分の形、自分の味をつけることが可能。ミドルのほかにロング、二つ折りがある。
千葉さんにとってアメ横とは、、、
「他にないようなものがたくさんある。まるで百貨店を倒したような街。車以外は、なんでも売っている。600mという狭い範囲に約600店舗立ち並ぶ街は、他にはない。道路も補正せず、アーケドも作っていない日本唯一のレトロな商店街」
千葉 速人(株式会社 アルバコーポレーション 代表取締役会長)
自衛隊の航空隊に4年所属後、サラリーマンとして6年働く。その後、平成4年に「ALBUQUERQUE(アルバカーキ)」をオープンする。
一言メッセージ
「革でできないものはない。相談受けたらなんでもできます!」