Jun 23, 2025 COLUMN

UENO LEISURE CLUB VOL.1-江戸の痕跡をたどる、上野歴史さんぽ-

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UENO LEISURE CLUB VOL.1

江戸の痕跡をたどる、上野歴史さんぽ

上野公園を歩いていると、ランナーや美術館帰りの人、外国人観光客の姿が目に入る。
でも、木々と神社のあいだに、そっと昔が潜んでいるのを知っているだろうか。
ここには、江戸が息づいている。ガイドブックには載らない、小さな時間旅行へ。

清水観音堂

建立年:1631年

場所:上野公園内

概要:京都・清水寺を模して造られたこのお堂は、「月の松」と呼ばれる松と、張り出した舞台造りが特徴。
朝の静かな時間帯に訪れると、心の底がすっと整うような感覚がある。

https://maps.app.goo.gl/QmQb4ZuEurDnhFzD7

寛永寺五重塔

建立年:1639年

場所:上野動物園内(外からも見える)

概要:東京で江戸時代の五重塔が残っているのは珍しい。
動物園の賑やかさを背に、塔はひっそりと佇んでいる。
中には入れないけれど、木々のすき間から見えるだけで、なんだか得した気分になる。

https://maps.app.goo.gl/saAbmiFSVQNPGJ7j6

不忍池辨天大黒天堂

建立年:1625年

場所:不忍池の中島

概要:不忍池の真ん中、小さな島に浮かぶ八角形のお堂。
琵琶湖の竹生島をイメージして造られたと言われていて、
水面に映るその姿は、都会の中の静かなサンクチュアリのよう。

https://maps.app.goo.gl/qrNrFG1NznDNdnMG8

忍坂

場所:不忍池から上野の高台に向かう坂道

概要:とりたてて目立つわけじゃないけど、
静かに印象に残る。江戸の地形に沿って自然にできたこの坂は、今もその形のまま残っている。
足元に、東京の古層が眠っている。

https://maps.app.goo.gl/6bEbgJUsRakZGenA9

上野広小路

時代:江戸時代

場所:上野駅〜御徒町の間

概要:江戸の町で何より大切だったのは“燃えないこと”。
広小路という名前には、防火帯としての役割が刻まれている。
今はアメ横の雑踏に溶けているけれど、都市の骨格はそのままだ。

https://maps.app.goo.gl/qtJceec4uP2FpMsM7

上野は食や買い物だけじゃない。かつての江戸の地図が、今もこの街には生きている。
ビールや食べ歩きフードを片手に、歴史をたどる散策へ出かけよう。

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アメ横へ行くには

  • JR

    JR上野駅「中央改札出口」:徒歩1分

    JR御徒町駅「北口出口」:徒歩1分

  • 東京メトロ

    東京メトロ 日比谷線/銀座線 上野駅「5B出口」:徒歩2分

    東京メトロ 日比谷線 仲御徒町駅「A2/A5/A7出口」:徒歩2分

    東京メトロ 銀座線 上野広小路駅「A2/A5/A7出口」:徒歩2分

  • 都営地下鉄大江戸線

    都営地下鉄大江戸線 上野御徒町駅「A7出口」:徒歩2分